25歳処女がレズ風俗に行って気づいた1つの真実【後編】

 

新橋の交差点にはアホみたいにファミリーマートがある。

私がレズ風俗で学んだ初めてのことはそんなことだった。

 

▼前編

miki-3k.hatenablog.com

 

待ち合わせからホテルでお茶をにごすまで

 

21:00ジャストの待ち合わせ時間に電話したら、本当に普通の女性が出てびっくりした。

待ち合わせ場所にすでにいるといいながらも全然見当たらない。

 

どうやら私か彼女かが待ち合わせる出口を間違えたらしい。

たしかにその交差点には三方に出口があって、「RPGセーブポイントかな?」って位に、それぞれファミリーマートがある。

 

ごたごたしながらも、なんとか連絡をとりあったらやっと、その人が見つかった。

たぶんもう一人女性がいたから、待ち合わせ場所までは店の人が付き添うのかもしれない。

 

電話していたこともあって、なんだか本当に普通にその人とあいさつをしてしまった。

その人は「あやせさん」

 

紺の七分袖のブラウスに白のパンツというオフィスカジュアルな服装のせいか、正直会社の人と合流するのとなんら違いを感じなくて、一瞬店の人かと思った。

 

ちなみにあやせさんがどんな人かは以下のリンクを見てもらえればわかると思う。

永田カビさんが指名した女性のタイプが新世界サルだとしたら、私が好きなタイプは旧世界サル。そう思ってください。

 

www.xn--68j3budlg9508bb0w245g.tokyo

 

それから旅行サイトで予約してたホテルに向かった。

ホテルはこんな感じ。

チェックアウトの時に記念?として撮影しておいた。

 

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本当に普通のビジネスホテルなのは、そのほうが罪悪感がしなかったのと、処女なりに汚いホテルじゃいやだと思ったから。

 

チェックインカウンターでちょっと日本語があやしいけど丁寧な応対を受け、部屋のカードキーをもらった。

それからあやせさんに目配せして「3階ですって」とだけ伝えてエレベーターに向かう。

 

他の男性がいたこともあって、なんだか居心地の悪さを感じながらフロアまでついて、部屋までたどり着いた。

 

「結構綺麗ですね」なんて言って、そこで立ち止まる。

 

前編でも話した通り、私は処女で、ついでに恋人ができたことは一度もない。

 

ラブホテルに1人でいったことはあるけど、百合小説の参考に写真を撮影しまくっただけだけだった。

 

ここからが、”3木のクソリプ祭り”がはじまったーーーーー

 

「あの、こういうときって何をするのが一般的なんでしょうか」

「んー、シャワー浴びたり?」

「あ。シャワー浴びてきちゃいました(※クソリプ1)。綺麗にしておきたくて」

「そうなんですね。じゃあちょっととりあえず座りましょうか」

「はい!あ、椅子どうぞ…ん、あ、これベッドに座るやつですよね。あ、飲み物飲みます?(※クソリプ2)」

「ですね。あ、なに飲みたいですか?」

 

そんなことを言いながら、手早くポットの水をくみにいく。

私はひとつずつしかないガラスのコップと、コーヒーカップを準備して「なんでも。あやせさんの好きなのでいいですよ。私、飲み物全般好きなので」といらないクソリプを添えていた。

 

あやせさんが綺麗だし、本当に普通だから、どうしたらいいかわからないまましゃがんでたら、あやせさんまでしゃがむ。

 

なぜか狭いシングルルームのさらに狭いベットとカウンターに二十代後半に差し掛かってる女子ふたりでしゃがんでじっと見つめあってるのは、はたから見たらおかしかったかもしれない。

 

(本当にこの人とセックスするのかぁ)

 

なんて思って、じっと顔を見てたけど、すぐに「あ、すみません。私がしゃがんでいたからってしゃがんでいただいて」(※クソリプ4)と立ち上がった。

 

「座りましょうか」

「はい。」

 

そういってベッドに並んで座って、お茶と紅茶をそれぞれ飲む。たしか私は紅茶のほうをのんだ。味なんて覚えてないけど。

 

「こういう風俗…というか水商売を使うのははじめてですか?」

「はい。はじめてで。」

 

ちょうど人半人分のスペースをあけた先にいるあやせさんと目を合わせると、急に恥ずかしくなって「あのすごく失礼なことを言ってもいいですか」と言い募った。

 

「私、アダルトビデオも見るんですけど、こういう座って聞くの、ほんとにあるんだなって…なんか不思議です。AVみたい…」

 

ここであやせさん、ついに決壊。

吹き出して「え、えーぶいっ…!そ、そうですね。」と静かにおなかを抱えだした。

 

 

クソリプDT3木VS”雰囲気づくり”のプロフェッショナルあやせさん

 

昔から、私はそういうところがあった。

 

「私、3木さんに抱かれる夢をみたことがあるんです」

とふたりきりの居酒屋の個室で言われたときでも

「光栄です!」

と返したし、

 

「俺、めっちゃ3木さん好きかも」

と友達の結婚式の二次会で久しぶりに会った同級生の男に言われたときも

「ありがとう」

と普通にお礼を言った。

ちなみに三次会もかなり誘われたけど、世界で一番愛しい女(母親)が家で待ってるからと帰った。

 

3木おまえ本当そういうところだぞ。

…って、他人だったらそう言ってたと思う。

 

前編でもすこし触れたけど、私は百合が好きで、女性同士の恋愛ものなんていくらでも読んだことがある。

なんならずっと百合エロ小説で同人活動してきたし、架空の女性同士をセックスの雰囲気に持っていくならそこらへんの百合好きには負けない。

 

もし、小説で書くならたぶん以下のような感じで展開させただろう。

 

「こういうの使うのははじめてですか?」

「はじめてだって言ったら、ひきます…?」

 私は、そう呟いてあやせさんのひざに手をそっとおいた。あやせさんの瞳には、今まで見たことのない女性としての目をした私が映っていた。

「…3木さん…」

そういって、あやせさんはそっと私に口づけた。水音がシングルルームに響く。肩に触れた指は熱くなっていた。

 

でも、実際の3木はちがった。

 

「えーぶいって…!そうですね。はい。なんかもうシャワー浴びましょうか。あ、でも浴びてきたんですっけ」

「はい。なんか逆にすみません。あ、でも歯みがきしたいです」

「全然いいですよー。歯磨きしましょう」

 

そして洗面台で歯を磨きはじめる私。あやせさんは鞄の中から口を洗うやつを取り出してくちゅくちゅしていた。

 

しかし、自分にやや自己嫌悪しながら、歯を磨きおわって、洗面所をでようとしたところで気づく。

 

ーーーあやせさんが…脱いでる…!!!?だと???

 

わかりやすい図解

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あれ、このトリック、コナンでみた。

そう思いながらも、なぜか慌てる私。

気づいたら部屋の照明は落ちていてベッドのライトだけになっていて、あやせさんはキャミソール姿で下はパンツだけになっていた。

 

これは私も脱がないといけないではと思ってとりあえず靴下を脱いだ。

 

「し、下着になってる…」と呟くとあやせさんは、こっちくる?と両手を掲げた。

ギャルゲーのポーズ、本当にとる人いるんだ…と思いながらも、とりあえず一歩近づいて「私も脱いだほうがいいですよね」(※クソリプ○回目)ときいてみる。

 

「どっちでもいいですよ。脱がせてもいいし」

「じゃあ脱がせていただいていいですか?あ、でもスカートだけ脱ぎますね。やっとなんか覚悟できてきました」

 

…と全然覚悟できていない声で言って、私はロングスカートを脱いで、そのままさくさくとシャツのボタンに手をかけてく。

ぐるぐるした頭のなかで、とりあえずシャツを全部脱いで椅子にかけて。

そして気づいた。

 

「あ、着替え感覚で脱いじゃった!」

 

あやせさんは、プロらしく「ふふふふ」と、あんまり笑いをこらえきれてなかった。

それでもちゃんとキャミソールまで脱いで、あやせさんもそれに合わせてキャミソールを脱いだ。

 

ベッドがあがって近づくと、目の前に下着の女性がいることに妙に感動した。

 

「ハグしましょうか」

と言って両手を広げてきたので、とりあえず抱きしめる。

 

なんだかあったかくて、しっとりとした肌の質感が生々しかった。

あやせさんは軽く体を離して、私の首元に手をおいて胸へと手をすべらせる。

 

「ブラかわいいですね。」

「今日はまともなのにしなきゃって。いつもはユニクロなんですけど(実際はユニクロは2割くらい)…」

「いいですね。勝負下着って感じ。」

「え、勝負下着?ただのワコールですよ」

「あ、花柄かわいー。私こういうおっぱい好きなんですよ。」

※あやせさんの苦労をお察しください。

「…ん、そうですか。服選ぶし結構大変ですよ」

「そうなんだ。わー、本当に好き。」

 

なんて言いながら、あやせさんは私のEカップのおっぱいをたぷたぷして、しばらく楽しそうにしてた。

私も肉質には自信があるデブなのでなんとなく嬉しさを感じながら、あやせさんの胸だってきれいなのにって思ってた。

 

それから、またちょっと抱きしめられて、気づいたらブラのホックがとられようとしていたので、私もそれにならってあやせさんのホックに手をかけた。

 

「ブラのホック外すのなんて中学生以来ですよ」

「はは、たしかに女子同士で外したりしますよね」

 

なんて、談笑をして。

2人分のブラが滑り落ちた。

 

嫌悪感なんてなかった。ただ、きもちよかった。

 

軽く体を離した瞬間、本当にあっさりキスされた。

「恥ずかしいんですけど、キスもはじめてで」というと「はじめてもらっちゃいましたね」とあやせさんは笑う。

 

友人にレズ風俗をすすめられた話や、その子が化粧も教えてくれたと話している間も、胸のまわりを指がくるくるしていた。

 

胸に口をつけられて、軽くなめられる。

青い花』のあーちゃんの「乳首なめたんだぜ」というセリフがよみがえった。

 

このあたりからは、なんだか見つめあう時間が長かった気がする。

 

「嫌悪感なかった?」とキスの合間にきかれたりもしたけど、なんだか本当になんでこんな質問するんだろって思うくらい嫌な気持ちはまったくなかった。

むしろ気持ちよくて、何度もキスするうちにどんどんしてほしくなったり…

意外と私はロマンチックだったのかもしれない。

 

とにかく目の前の顔がかわいくて、私は思わず手をのばしたりもした。

「かわいい。本当にかわいい」なんて頬のあたりに指を添わせながらいうと、あやせさんはやっぱりちょっとうれしそうで。

なんだか、ただされるだけじゃなく、私もこの目の前のひとに触れたいと思った。

 

気づいたら抱きしめながら、かわいいかわいい言っていて、あやせさんに「はじめてなのに。たべられちゃいそう」と笑われてはじめて、我に返った。

 

そのあたりでピピピと音が鳴った。

 

延長30分にあったこと。

 

今最も熱いレズビアンのYさんは「60分で十分。ていうか30分で終わるから」と言ってたけど、彼女は私がいかに童貞処女かを理解してなかったのかもしれない。

60分コースじゃ足りなくて、「かなり高くなっちゃいますけど大丈夫ですか?すみません私がぱぱっとしないから」なんてあやせさんに謝られながら8000円で30分延長した。

 

まだ、下のほうは触れられてなかったし、このままじゃ後悔する気がしたから。

 

あらかじめ、Yさんに処女捨ててこいと言われたという話はしていた。

お金を先に渡して「ぱぱっとやっちゃってください」と、ベッドに寝転がると、あやせさんに「もっと処女大切にしなきゃだめだよ」とちょっと呆れられた。

 

でも、そこからのあやせんは本当にプロだった。

下着のクロッチ部分に指を這わせて、私の様子を見ながら下着をとって。

 

胸なめながらローションのふたとって、指につけて…

と、だけど、指に力を入れて私が痛がるとすぐに手をとめた。

 

「…痛い?」

 

そう尋ねてきたので、私は指はいれないでと答える。

 

私にとって処女はそういう物質的なものじゃなく、今この時間すべてが処女を捨てることだった。

というか物質的なことをいったら、とっくに子宮頸がん検査の時に医療機器で処女なんて失ってる。

 

今、こうしてほぼ裸のひとが目の前にいて、私も裸で。

薄暗い部屋で肌を触れあわせている事実だけで十分だった。

 

あやせさんはちょっと迷ってたけど、そのまま指を上のほうでスライドさせて「じゃあこっちは?気持ちいい?」と聞いてくれた。

 

あやせさんの指が動くたび、きもちよくて、しあわせで。

目があえばキスしてくれる。

 

舌先はあったかくて、たまに見える顔だちは、ただかわいくて綺麗だった。

 

ほんとうに、こんなにしあわせでいいんだって思ったら、なぜか色んな人の言葉や表情がよみがえってきた。

 

一緒に飲んだ帰りの電車でいつもは敬語なのに「本当にやめちゃうかと思った」って言ってた小さな声。

好きな子に振られた夜にトイレで抱きしめてくれた人の温度。

「自分が言っといてなんだけどレズ風俗いけって無理やりいうの相当ひどいよね」って私を心配そうに見つめた視線。

 

 そういう色々なものを思いだして。

気づいたら私は泣いていた。

 

**

 

たぶん、私はずっと人に愛されちゃいけないって思ってたのかもしれない。

手をとめて抱きしめてくれたあやせさんに「こういうことしちゃいけないと思ってた」とだけなんとか、声を絞りだして話した気がする。

 

あやせさんは「女の子同士だとそう思うひともいるよね」と言ってたけど、たぶんそうじゃない。

 

なんだか、私はいままで色んなものに理由をつけてきて、理解しようとしてきたんだと思う。

そのたびに、こうすべきじゃないとか、この人にも事情があるんだろうからって色んな気持ちを納得してきた。

 

素敵だと思うひとがいても「この人にはもっとふさわしいひとがいるし、私は百合好きだからいつか私以外を好きになるだろうひとを自分で拘束しちゃだめだ」って言い訳してきたと思う。

 

でも、本当はこんな風に愛されたかったし、愛されることに理由なんてつけたくなかった。

ただ、自分を大切にしてくれるひとに大切にされていいんだって思ったら涙がとまらなくなった。

 

しばらくあやせさんは私を抱きしめてくれて、

そうしているうちにまたピピピと音が鳴った。

 

一夜が明けて。

 

 

あやせさんはこんなことを言いながら、最後に抱きしめて、軽くキスしてくれた。

さっきより高くなった身長のせいか、なんかちょっとどきどきした。

 

それから私はぼーっとベットで色んなことを考えていた。

 

 

それから、いろいろな人からのTwitterのリプやら、電話やらに答えていたら気づいたら二時間くらい経っていた。

前日は3時くらいまで仕事してて寝不足でしにそうだったので、案外あっさり眠れた。

むしろこんなに熟睡したのは久しぶりかもしれない。

 

ホテルを出て駅前を歩いたけど、世界は別に綺麗なわけでも、なんでもなかった。

よく風俗いったら世界が変わるって言うけど、そんなことないと思う。

 

変わるのなんて本当にほんのすこしで、その少しが案外大切だったりする。

 

 

たとえば、こんな風にちょっとだけ”恋愛”が近くなったり、そういうね。